SecHack365にいきました ~ 神奈川編 ~

どうもazaraです。5/16(金) ~ 5/18(日)にSecHack365第1回の集合があったので、それについて書いていきたいと思います。 目次

SecHackとは?

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が実施する人材育成プログラムの一種で、下記の引用文のような内容を行い、1年間を通じ物作りをしていくものになります。

25 歳以下の学生や社会人から公募選抜する 40 名程度の受講者を対象に、サイバーセキュリティに関するソフトウェア開発や研究、実験、発表を一年間継続してモノづくりをする機会を提供する長期ハッカソンです。全国の一流研究者・技術者や受講者等との交流をするなかで、自ら手を動かし、セキュリティに関わるモノづくりができる人材 (セキュリティイノベーター) を育てます。

詳しい内容はこちらから sechack365.nict.go.jp

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SecHack365に行ってきた

第1回集合までの諸情報

参加コースと題材

 自分が参加したコースは開発駆動コースの仲山ゼミで、開発の題材は「DevSecOpsのdeploy段階に組み入れやすい脆弱性診断ソフトウェアの開発」を題材に開発を進めていこうと思っています。

SecHack365に参加すると決めるまでの経緯

 参加の経緯として、自分の所属するサークルの先輩が昨年参加をしており、その話を聞いていて「開発もできてアウトプットもできて、温泉も入れるなんでなんて素晴らしいイベントなんだ!」とおもい参加をしようと思い立ちました。

 ただ、その時点では思い立っただけでどんなコースがあるのか、自分が何を開発していきたいのかも定まっていなかったので若干焦り気味ではありました。なんとかまとまるもので締め切り3日前までに作りたいソフトウェアの大まかな構成なども書き出し添付資料として提出することができました。

思い立ったら吉日

 思い立ったら吉日と言わんばかりに、合否の連絡が来る前であるにも関わらず、前提知識の収集や実装可能であれば神奈川集合までにコツコツとコードを書いていこうと考えて、時間があったらコードを書いてコミットをする生活をしていました。

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草を生やす

第1回神奈川回

開始前にお昼を食べなければならなかったので近くのカフェでピザを食す

 1日目はオリエンテーションやセキュリティイノベーターになるヒントや道筋を定めるための考え方(アイデア脳になる方法)やマンダラートの手法について話を聞きました。

 夜にはトレーナーさんを囲みトレーナーさんの得意な分野や考え方などについてお話を聞きました。1日目ということもあり緊張感からトレーナーさんに質問ができなかったのが悔やまれます。

 2日目は主にサイバーセキュリティに関する脅威を想定したアイデアソンを行いました。自分自身初めてのアイデアソンということもあり、新鮮な気持ちで挑むことができました。このアイデアソン自体、初めて対面で会ったチームメンバーと物事を考え、話をまとめなければならなかったので初めはうまくいくのかと心配ではありました。しかし同じ班のメンバーが話をまとめてくれたり修正してくれたりと互いに助け合いながら発表ができたので、よかったなと思っています。この場を借りてIチームだったメンバーに感謝の意を示したいと思います。

 また個人的な反省点として、出てきたアイデアの中にあった基礎的な技術知識がなくうまくいかなかったので、もっと短時間で情報の収集ができるように努力していきたいと思いました。

 2日目の夜と3日目はコースワークということで、自己紹介と自分の作りたいものの説明、進捗と今後の目標を発表しました。メンバー全員がある程度のプロトタイプのようなものや概念実証をした上で集まっていたので、正直驚き半分、尊敬半分であっけにとられていました。  

所感

 これからおおよそ8ヶ月の期間で自分の実装したいものが完成するのかどうかはまだわかりませんが、形として見せられるレベルまでに持っていけたらと思っています。

 まずは楽しくHackすることを目標に日々を頑張っていきます!